2022年5月7日土曜日

夢追い人と時の審判者! 20話 大崎合戦

   

 夢追い人と時の審判者!の20話を【アルファポリス】に投稿しました。興味があればフォローをよろしくお願いします。


  

※生誕日・没年日は作品の便宜上憶測により記載しています。
題 名:
夢追い人と時の審判者! 
投稿先:
 【アルファポリス】
U R L : 
検 索: 一竿満月
 あらすじ
 
  吾輩はいつもの聚楽第の庭にある甲州葡萄の木の上から初釜を見学中。初釜とは、正月を迎えたことを祝い、茶道においては新年に初めて釜をかけること。そして、新しい年を迎えた後、最初に行われる茶事のことでもあります。毎年の行事の一つで、その年のお稽古を始める日でもあり、新しい年を祝う茶道の新年会のような意味合いもあるそうです、開催される日は、新年の挨拶が終わって、一月十日頃に行われることが多いようです……知らんけど。
 先日、爺様が無理なお願いをして主が茶会に初参加しました。亭主を利休殿、正客を有馬則頼、相客を小太郎、お詰めを爺様が務めたが、爺様の力の入れ方が半端ねえ…簡略化したとはいえ四時間近く四歳の子供に正座させるとは児童虐待だと主が愚痴をこぼしてた。
 今日は、本番の秀吉が亭主として京での今年最初の茶会参加のため、寒さに震えながらも道中何事も無く、小太郎は聚楽第へと辿り着く。しかしすぐに茶席の場へ移動という事はなかった。上下関係が厳しい武家社会なので、呼ばれるまで寄付と呼ばれる部屋で待っていた。
 秀吉は三回のお点前をされて、一回目は近衛信尹、日野輝資、伊達家康、織田信雄、織田信兼をもてなし、二回目は羽柴秀長、羽柴秀次、前田利家、蒲生氏郷、千利休をもてなし、三回目は織田長益、宇喜多秀家、羽柴秀俊、小太郎、爺様をもてなした。各回一時間程で茶会は無事に終わった。主菓子はもちろん主が作った新作団子で、自作の二重底の器にみたらしのタレが熱々に入れられていて、蓋を開けると串に刺した焼餅が乗っていて美味しそうだった。
 秀吉は「八郎、辰之助、小太郎と英俊豪傑の若い力で豊臣は安泰じゃ」と終始上機嫌であった。
そして、爺様が秀家に宇喜多忠家の娘、喜多殿と倅信高と縁組の話をしていたら、秀吉が主に十三歳の秀家に「お爺様」と呼ぶように言って、言われた秀家の顔を見て喜んでいた。羽柴秀俊が新年祝賀の儀で従四位下左衛門督をに叙爵して、五歳で金吾様と呼ばれていた。
 それから秀吉は爺様とお小姓衆十人ほど連れて、利休の屋敷へお茶を一服飲みに行く言われ出て行った。茶会の後、秀吉が爺様の耳元で「伊達が近く大崎へ兵を進めるようだ」と話していた。

※投稿内容は、フィクションのため歴史的事実と異なる場合があります。登場する国家、地名、団体名は、現実のものとは関係ありません。時代考証等が出来ていない事や、ご都合主義(死王所、死警所、死役所等造語)の部分が多くみられるかもしれませんが、あらかじめその事をご了承ください。なお、登場人物の都合上、名字の読みを富田(とみた)と冨田(とだ)で統一させていただきます。また、週二回程度(火曜日と土曜日二十二時投稿)のペースで頑張りたいと思います。応援と感想・誤字脱字の報告等上記URLにてお待ちしております。

夢追い人と時の審判者!を書く上で参考にした資料の中で主な物を紹介します。

池波正太郎著
『真田太平記(一)〜(一二)』新潮文庫
天下分け目の決戦を、父・弟と兄が豊臣方と徳川方に戦った信州・真田家の波瀾にとんだ歴史小説。

八切止夫著
『武将意外史』毎日新聞社
これまでの既成概念からすれば、まったく飛躍したもので、面白おかしく読める歴史小説。

参謀本部著
『日本戦史・九州役』元真社:国立国会図書館デジタルコレクション
旧カナ字体に読むのに慣れても、旧名が多いため時間の掛かる読物。

十返舎一九著
『東海道中膝栗毛』盛陽堂書店:国立国会図書館デジタルコレクション
ゆかいな二人組、弥次さんと喜多さんの、お伊勢を目指して東海道中を歩く滑稽本。

赤羽根大介著
『新陰流軍学訓閲集』スキージャーナル
川中島の戦いにおいて、「上杉謙信が武田本陣に斬りかかり、武田信玄がこれを軍配団扇にて防ぐ」といった後世に広く知られる演出が記述された訓閲集。

江守奈比子著
『お茶の道具組み』海南書房刊
お茶について独自の考えで、読み応えのある本。

邑木千以著
『茶道具春夏秋冬』雄山閣出版株式会社刊
お茶どうぐについてあとがきまで読める、読み応えのある本。

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ウィキペディア-フリー百科辞典
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/

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レキシル-歴史専門サイト
URL:https://rekishiru.site/

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レキシル[Rekisiru]-歴史、それは最高のエンタメ
URL:https://rekisiru.com/

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国立国会図書館デジタルコレクション
URL:https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/771075

久保田展弘著
『山岳霊場巡礼』新潮選書
日本の山岳霊場を巡礼し、宗教ゆかりの地を検証し、日本人の精神基層に迫る一冊。

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国際日本文化研究センター-怪異・妖怪伝承データベース-異界の杜
URL:https://www.nichibun.ac.jp/YoukaiDB/

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日本文化研究ブログ-日本文化の疑問をわかりやすく
URL:https://jpnculture.net/

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空飛ぶお不動さま-やさしく説く仏教
URL:http://tobifudo.jp/index.html


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JRA用語辞典
https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/

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ウィキペディア-十王
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/十王

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加賀藩に受け継がれてきた中条流鎗術の兵法手鏡
URL:http://www.lib.pref.toyama.jp/gallery/collection/listsrch.aspx



投稿日現在の内容となります。
また、登場人物についてはウィキペディア-フリー百科辞典を参考にさせていただきました。
投稿時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。


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