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※生誕日・没年日は作品の便宜上憶測により記載しています。
題 名:
夢追い人と時の審判者!
投稿先:
【アルファポリス】
U R L :
検 索: 一竿満月
あらすじ
吾輩は今日も聚楽第の屋根の上に隠れている。しかし、聚楽第の葡萄を守れと云われて鳥を威嚇するためではなく、主から茶々が秀吉の側室になると聞いてから機嫌が悪くなった羽柴俊秀の様子を見てくれと云われて来たのですが、婚儀となればそれ以上、屋敷の外まで声が聞こえた。
「種なし猿に!何故!?可愛い茶々が嫁ぐのじゃ!」
「殿!声が大き過ぎます!」
そして、無駄にも思える過剰装飾に、溜息をもらしたのは俊英。内心では同感だと相槌を打ちつつも、臣下として苦言を呈するのは木下俊定。誰がどう見ても兄弟と分かる程度には似ている二人だ。顔立ちというよりも、雰囲気や纏っている空気が似ている。いわゆる背格好というものが、相似形になっていた。ただし、お互いの接し方は俊秀が主人の主従関係そのものである。
秀吉と茶々との婚儀は、側室よりも継室に近い次のような流れで行われます。まず盛大に婚約発表。次に太刀や生地などの結納品を取り交わし、その後輿入れ。そして祝言を挙げたのち、三日後に正式な嫁として婚家に迎え入れられます。花嫁の輿入れは、婿の家へ向けてたくさんの嫁入り道具の行列を引き連れて行われる豪華なもの。
嫁入り道具は、貝合わせの貝が入った貝桶、衣装・調度品を入れた長櫃・長持などで、全部で輿が十艇以上、長持が四十艇以上にもなったと言います。
花嫁の乗った輿が到着すると、婿の家ではかがり火をたいて嫁を迎え入れ、婿と嫁側の役人によって受け渡しの儀が行われます。その後新婦の乗った輿は化粧の間と呼ばれる控室へ。
花嫁は祝言の席へと連れていかれます。この時、花嫁の衣装は純白の小袖と打掛と決まっており、相手方の色に染まるためと言われる。
挙式には、新郎新婦の他、式を取り仕切る筆頭上臈と数名の侍女のみが参列し、婿の家族や親族はまだ花嫁の前に姿を現しません。式では婿と嫁と大上臈の盃に三回ずつ酒が注がれ、これを三回繰り返す三三九度が行われます。
式が終わると婿と嫁は寝所へ入り、三日間過ごします。その間、嫁は白装束で過ごしますが、三日目に色直しとして色柄の着物に着替えることが出来ます。その後ようやく婿の家族や親族に引き合わされ、嫁として迎え入れられることになります。
現在俊秀達が居るのは都の聚楽第の本丸。御舞御台を見ることのできる大広間に、大勢の人間が煌びやかに飾り立てて集まっている。
集まった理由は今更だが、関白と浅井茶々の披露宴。主役は勿論関白秀吉、なのだが実際のところは彼は脇役のようになっている。理由はというならば、彼のすぐ傍に居る女性が極めて社交的で、かつ明るい雰囲気の美人だから。婚儀とあって入念に化粧をして、天使もかくやという美しさで挨拶を受けているものだから、関白に対して挨拶しに近づいたものが、目を奪われてしまうのだ。
そう、織田信長とお市の子茶々に。
※投稿内容は、フィクションのため歴史的事実と異なる場合があります。登場する国家、地名、団体名は、現実のものとは関係ありません。時代考証等が出来ていない事や、ご都合主義(死王所、死警所、死役所等造語)の部分が多くみられるかもしれませんが、あらかじめその事をご了承ください。なお、登場人物の都合上、名字の読みを富田(とみた)と冨田(とだ)で統一させていただきます。また、週二回程度(火曜日と土曜日二十二時投稿)のペースで頑張りたいと思います。応援と感想・誤字脱字の報告等上記URLにてお待ちしております。
夢追い人と時の審判者!を書く上で参考にした資料の中で主な物を紹介します。
池波正太郎著
『真田太平記(一)〜(一二)』新潮文庫
天下分け目の決戦を、父・弟と兄が豊臣方と徳川方に戦った信州・真田家の波瀾にとんだ歴史小説。
『真田太平記(一)〜(一二)』新潮文庫
天下分け目の決戦を、父・弟と兄が豊臣方と徳川方に戦った信州・真田家の波瀾にとんだ歴史小説。
八切止夫著
『武将意外史』毎日新聞社これまでの既成概念からすれば、まったく飛躍したもので、面白おかしく読める歴史小説。
参謀本部著
『日本戦史・九州役』元真社:国立国会図書館デジタルコレクション
旧カナ字体に読むのに慣れても、旧名が多いため時間の掛かる読物。
十返舎一九著
『東海道中膝栗毛』盛陽堂書店:国立国会図書館デジタルコレクション
ゆかいな二人組、弥次さんと喜多さんの、お伊勢を目指して東海道中を歩く滑稽本。
『東海道中膝栗毛』盛陽堂書店:国立国会図書館デジタルコレクション
ゆかいな二人組、弥次さんと喜多さんの、お伊勢を目指して東海道中を歩く滑稽本。
塙保己一 編
『群書類従. 第貳輯』経済雑誌社:国立国会図書館デジタルコレクション
聚楽第行幸記を旧カナ字体に読むのに慣れても、旧名が多いため時間の掛かる読物。
赤羽根大介著
『新陰流軍学訓閲集』スキージャーナル
川中島の戦いにおいて、「上杉謙信が武田本陣に斬りかかり、武田信玄がこれを軍配団扇にて防ぐ」といった後世に広く知られる演出が記述された訓閲集。
江守奈比子著
『お茶の道具組み』海南書房刊
お茶について独自の考えで、読み応えのある本。
邑木千以著
『茶道具春夏秋冬』雄山閣出版株式会社刊
お茶どうぐについてあとがきまで読める、読み応えのある本。
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ウィキペディア-フリー百科辞典
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/
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レキシル-歴史専門サイト
URL:https://rekishiru.site/
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レキシル[Rekisiru]-歴史、それは最高のエンタメ
URL:https://rekisiru.com/
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国立国会図書館デジタルコレクション
URL:https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/771075
久保田展弘著
『山岳霊場巡礼』新潮選書
日本の山岳霊場を巡礼し、宗教ゆかりの地を検証し、日本人の精神基層に迫る一冊。
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国際日本文化研究センター-怪異・妖怪伝承データベース-異界の杜
URL:https://www.nichibun.ac.jp/YoukaiDB/
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日本文化研究ブログ-日本文化の疑問をわかりやすく
URL:https://jpnculture.net/
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空飛ぶお不動さま-やさしく説く仏教
URL:http://tobifudo.jp/index.html
JRA用語辞典
https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/
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ウィキペディア-十王
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/十王
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加賀藩に受け継がれてきた中条流鎗術の兵法手鏡
URL:http://www.lib.pref.toyama.jp/gallery/collection/listsrch.aspx
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刀剣・日本刀の専門サイト 刀剣ワールド 日本刀の作り方「玉鋼の特徴」
URL:https://www.touken-world.jp/tips/19308/
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また、登場人物についてはウィキペディア-フリー百科辞典を参考にさせていただきました。
また、登場人物についてはウィキペディア-フリー百科辞典を参考にさせていただきました。
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